特集

渡航先で新型コロナに感染したら
どうしたらいいの?
ー 対処方法について ー

2022年5月以降、新型コロナに対する入国制限措置の緩和が進み、商用だけでなく留学・観光など海外旅行が増えてきています。
そこで、気になるのは、渡航先で新型コロナに感染してしまったらどうなるのか?
・帰国できなくなるのか?
・渡航先でどうすればいいのか?
・帰国できない時の費用はどうなるのか?

誰もが不安になる部分について、このサイトでご説明していきます。

STEP0
帰国の準備

渡航先から出国するために新型コロナの陰性証明が必要になります。
そのために出国前72時間以内にPCR検査を受けて証明書を受け取る必要があります。

■出国するための条件

■出国するための条件 フロー図

STEP0-1:帰国時の陰性証明のためのPCR検査の手配は自分で行う

自分で探すことが難しい場合、ご利用の旅行会社のオプションで、手続きの代行をしてくれるサービスもあります。
近くのPCR検査所を探すためにも、旅行会社の現地窓口に問合せすることをお勧めします。

要チェック!!
PCR検査はフライトの2日前に実施しましょう。
多くの人にとって、海外旅行先でPCR検査を受けるタイミングは、日本への帰国のときになります。
出国前72時間以内に実施した新型コロナウイルスの検査で陰性だった証明が必要で、これがないと現在日本への入国ができません。
その為、PCR検査はフライト2日前の実施が推奨されています。
STEP0-2:指定の医療機関に向かい、PCR検査を受ける

日本の帰国時には、厚生労働省所定のフォーマットによる陰性証明を発行してもらうことが帰国時の手続きの短縮につながります。
日本対応の証明書を発行されるように確認しておきましょう。

PCR検査結果を受け取るまでに必要な時間と方法も確認しましょう。
メールで通知を受けて、専用サイトからダウンロードする方法を提供しているところもあります。

STEP0-3:PCR検査結果の確認

PCR検査結果を確認します。
陰性・Negative となっていることで、帰国時の陰性証明書となります。
ここで、陽性・Positive となっていると帰国ができません。

陽性となった場合、どうしたらよいのか以下よりご説明します。

STEP1
渡航先で新型コロナに感染
「陽性結果が出たら各所に連絡」

STEP1-1:まずは旅行会社の窓口へ連絡

予約した旅行会社の窓口へ連絡すると、以下の手配を行っていただけます。

  • 旅行会社からホテルへの連絡、隔離期間の延泊手配。
  • 旅行会社経由で飛行機の手配している場合は、帰りの便は一旦キャンセルをして、隔離期間終了後に再度ご手配いただけます。

※注意
自分で飛行機の手配を自分で行っている場合は、航空会社へ自分で連絡する必要があります。
振替の手配を行う場合、医師による診断書が必要な場合がありますので、事前に確認しておきましょう。

STEP1-2:海外旅行保険の保険会社窓口に連絡

海外旅行保険の保険会社窓口へと連絡をし、以下を確認します。

  • 保険期間の延長手続き(ネット申し込みの場合は専用サイトから手続きをします。)
  • 延長に伴う補償内容
  • 請求手続きの時に必要となる準備する書類
  • 症状が出て病院に行く時のため、保険支払によってキャッシュレス・日本語対応が可能な病院
要チェック!!
陽性結果によるホテルなどの客室料の延泊費用は保険で補償されるの?
はい、補償されます。
併せて海外旅行保険の延長手続きのために、保険会社の窓口までご連絡をお願いします。
新型コロナウイルス感染症に感染して治療を受けた場合、治療にかかった費用は補償されるの?
はい、保険期間中に感染した新型コロナウイルス感染症を直接の原因として、
保険期間終了日からその日を含め30日を経過するまでに治療を開始した場合、補償の対象になります。

STEP2
隔離期間スタート

渡航先のルールに従って行動することになります。
例えば、ハワイでは陽性結果と一緒に、ハワイ州保健局(DOH)の「家庭内隔離と検疫のガイダンス5日間の隔離と検疫」が付属してきました。
(2022年6月時点)よって、5日間はホテルでの隔離生活となります。

ですが、アメリカ本土などでは、陽性と言われたら(あくまでも症状が無い人または軽症)隔離というのはなく、自主自粛です。
次の検査は誰が決めるのか(日時含めて)は、日々の体調や帰国日を考えて自身が決めるようになっています。
ホテルやアメリカ疾病予防管理センター(CDC)への報告も必要ありません。

隔離の場合、ホテルでの隔離期間中は、ホテルの施設を利用することができません。
基本的に部屋から外に出ることができませんので、必要なものなどは宅配サービスなどを利用して届けてもらうことになります。
ホテルによっては、利用したタオルの回収や、室内清掃が全く行われないこともあります。

STEP2-1:隔離期間中に病院で治療を受ける場合は、事前に保険会社へ連絡しよう。

治療を受ける前に改めて保険会社へのご連絡をお願いします。
新型コロナに感染して治療を受けた場合、治療費は一旦自分で支払う事になります。
海外旅行保険の保険会社の現地窓口では、保険によるキャッシュレス対応が可能な病院を案内してくれますので、
必ず事前に保険会社へ連絡をして、キャッシュレス対応の依頼を行いましょう。

STEP2-2:PCR検査予約を行う

陰性が証明ができてから帰国便に乗るまで72時間のタイムリミットがあります。
状況によっては日本への入国が制限されている場合や、検査が混雑している場合、
希望日時のフライトチケットを手配するのはなかなか難しくなります。
その為、狙ったフライトに合わせてPCR検査を予約する必要がありますので、事前に予約をすることをお勧めします。

STEP3
隔離期間終了後に行うこと

隔離期間終了後からは、急ぎ行う事が沢山あります。
改めて陰性証明書をとること、帰りの便の手配を行うことで、やっと帰国のスケジュールを立てることができます。

STEP3-1:PCR検査を再度受けて、陰性証明書をもらう

隔離が完了したら、朝イチで帰国のためのPCR検査へ。
陰性となった場合、陰性証明書をもらい帰国への手続きを始めることができます。

STEP3-2:すぐに旅行会社に連絡して、帰りの便の手配をお願いする

日本への入国時に72時間以内の陰性証明書が必要となります。
この時間を過ぎると再度PCR検査を受ける必要がございますので、すぐに旅行会社にご連絡をお願いします。
また、帰国便の手配のために、医師による診断書が必要な場合もありますので、旅行会社などへの確認も忘れないようにしましょう。

要チェック!!
帰国に必要なPCR検査費用について
帰国に必要な陰性証明書を発行する為のPCR検査費用は保険の対象外となりますので、
予めご了承の程お願いします。
新型コロナウイルス感染症に感染して治療を受けた場合、治療にかかった費用は補償されるの?
いいえ、補償の対象ではありません。ただし、保険期間中に感染した新型コロナウイルス感染症を直接の原因として、保険期間終了日からその日を含め30日を経過するまでに治療を開始した場合、初回に陽性と診断された検査および治療の過程で実施された検査の費用は、補償の対象になります。

STEP4
帰国

日本への帰国前ににMySOS 検疫手続事前登録(ファストトラック)の入力を済ませておきます。
問題が無ければ、全面が青い画面が表示され、空港での検疫手続きの一部をこれで済ませておくことで、待ち時間が大幅に短縮できます。

要チェック!!
ファストトラックとは
ファストトラックとは、海外から日本に入国する前に、MySOS Web又はアプリ上で、
あらかじめ検疫手続きの一部を済ませておくものです。
ファストトラックを利用する場合は、「出国前72時間以内の検査証明書、個人誓約書、ワクチン接種証明書等の書類」の確認手続きを入国前に済ませることができます。
2022年7月8日より、MySOS Webが導入され、スマートフォンだけでなく、
パソコンでもファストトラックの利用が可能となりました。

最後に

現在のコロナ禍において、現地での延泊費用や治療費負担などへ備えるため、
海外旅行保険へのご加入がお客様をお守りします。
お手続きをお忘れなきようお願い致します。

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